ガビオン(じゃかご)は、現在では土木工法の一つとして汎用されており、海外ではそのオシャレな見た目からエクステリアとして人気です。ガビオンのエコロジー性や施工のしやすさ、石が自然に溶け込む意匠性が注目されています。
用意するもの
ガビオンを作る場所をきれいにして平らにしましょう。場所の大きさや形に合わせて、ガビオンのサイズを決めます。
ワイヤーメッシュ・溶接金網(鉄線)をクリッパーやグラインダーで切断します。鉄線切断面で怪我をしないようグラインダーで鋭利な角を擦って処理しておきましょう。
< ポイント >
高さのあるガビオンにするときは、幅(厚み)を十分に確保したサイズにしましょう。例えば高さ1mのガビオンを作るときは、線径5mmか6mmのワイヤーメッシュ(鉄線)を使い、幅(厚み)を50cmくらいにするのが理想的です。 高さのあるガビオンや細い鉄線を使うときは、枠が広がらないよう中段に梁を入れて補強しましょう。
大きさや色が揃った石を選び、ガビオンに入れます。石には、「顔(かお)」といわれる表に出したい面があります。凹凸の無い比較的キレイな面が表に向くよう積み上げましょう。また、積み易い(据え易い)石を選びましょう。
石が詰まったガビオンを設置場所に運び、必要なら複数のガビオンをつなげて固定します。
ガビオンが周りの土地と調和するように、植物や照明などで飾り付けをしましょう。これでガビオンのセットが完成です。
ロックガーデンの主役に
個性的なエクステリアにおススメです