
砂・砂利・石でミニチュア枯山水の作り方|大人のインテイリアの作り方
古くから愛されてきた庭園。持ち主や作庭家の趣向や思想を詰め込んだ、学びと遊びの場でもある。そんな庭園づくりの楽しみを、ミニチュアでの作り方をご案内いたします。日本の伝統的な庭園様式のひとつ、枯山水の庭を「砂・砂利・石」などを活用しインテリアにもなるミニチュア枯山水の作り方をご紹介します。
枯山水の庭とは?
枯山水の庭をミニチュアで作庭するため、枯山水の庭についてもう少し知っていこう。
枯山水は、水を使わず、石・砂・砂利など使った庭園様式のことになります。これは鎌倉時代に禅宗が伝わった際に、その宗教観を庭で表現するために始まった様式となりそのため、主に禅寺で、僧侶などにより作庭されています。
枯山水の主な要素は、山水をあらわす石と砂。さらに植物も使われるが、そのなかでも苔は枯山水の庭に欠かせない要素です。苔は石組の土台に敷かれることが多く、石と砂がつくるさっぱりとした景色に抑揚をつけてくれます。
枯山水の庭の作り方
用意するもの
・石 (大小含め数個用意)
・砂 (普通の砂・白石など)
・土
・苔
・木箱等入れ物
(1)考える
最初に、心落ち着かせ砂と石をつかってどんな庭園、景色、風景を作るか考える
(2)砂
・トレイに砂をいれます。
・入れた砂を均していきます。
(3)石を見つめて、その石の顔(表・裏)などを決めて、どこに置くか配置を考える
(4)自分が思い描いた景色、風景に合う砂紋(箒目)をつける
まとめ
砂・石・砂利などがあり、トレイがあれば簡単に作ることが出来ます。
自分だけの日本庭園を造ってみてください。