
土・砂・砂利(石)の捨て方|不用意に捨てたりすると違法
土・砂・砂利を捨てる際の注意!気付かず不法投棄の可能性
廃棄物(ゴミ)は、大きく一般廃棄物と産業廃棄物の2つに区別されています。『土・砂・砂利(石』は「一般廃棄物」として捨てられない場合があります。とても重要なことなので処分するときは注意しましょう
1:土・砂・砂利(石)は「自然物」ゴミではない
いらなくなった土・砂・砂利(石)をゴミとして処分しようと考える人もいらっしゃるでしょう。ゴミの捨て方や分別区分は自治体によって異なります。ほとんどの自治体はゴミとしての処分を受け付けていません。
土・砂・砂利(石)は、もともと自然界に存在するものであり、人間が生み出したものではありません。家庭菜園やアクアリウムでそれらを使うというのは、自然を再現するための方法です。土・砂・石(砂利)は自然物なのです。
人間が生産して消費する上で生まれる不要物のことはゴミとなり、そうではない土・砂・砂利(石)はゴミではないというのが、一般的なゴミ処理における考え方となります。
自治体ごとで異なりますが、土・砂・砂利(石)はゴミとして認識されず、ゴミとして捨てられないことも多いので注意しましょう。
2:枝や草は燃えるゴミで出せるが、土・砂・砂利(石)は出せない理由
自然のものとして草や木の枝といったものもありますが、これらは燃えるゴミとして収集している自治体が多くあります。枝や草であれば収集されるのに、土・砂・砂利(石)はゴミとして収集されない理由はもう一つあります。
土・砂・砂利(石)は、粉砕機械の故障に繋がる可能性が高いという理由があります。
土・砂・砂利(石)を「処理困難ゴミ」に認定し、収集不可にしている自治体もあります。
3:家庭で利用したら自然物ではなくなるため自然に戻してはNG

土・砂・砂利(石)を、山や川に捨てに行こうと考えている方がいたら、【不法投棄】として罰金を取られる可能性があります。
土・砂・砂利(石)は自然物ですとお伝えしました。しかし、ガーデニングや家庭菜園で使うために一度自然から持ってきたものは、「自然物ではなくなる」変わります。
自然のものだから自然に戻せばいいとお考えの方もいるかもしれませんが、自然破壊や不法投棄による罰金の対象にもなってしまいますので絶対に行わないようにしましょう。
正しく処分する方法のご紹介
自治体がゴミと認めていない場合はゴミ収集場に持って行ってはいけない。とは言え、山や川、公園や学校などで自然に戻そうとすると不法投棄になる。
家庭で使って不要になった土・砂・石は、こうした特殊な特徴を持ち合わせているのです。
ではどうやったら捨てられるのか?捨てるためには、
・庭に撒く
・自治体でゴミとして捨てられる場合はゴミとして捨てる
・ホームセンターで引き取ってもらう
・石材屋、植木屋に引き取ってもらう
・土・砂・石の回収専門業者に引き取ってもらう
という5つの方法があります。ここからはそれぞれの方法について解説していきます。
処分方法①お庭で使用
一つ目は、自宅の敷地内に撒いて処分するという方法です。
山や川などの自然に戻すと不法投棄になる可能性がありますが、自宅の敷地内であれば問題ありません。プランター1つ分の土や小規模のアクアリウムで使った石など処分量が少ない場合は自宅内で処分するのがもっとも手軽です。
処分量が多い場合や、廃棄するのに十分なスペースがない場合はこの方法は使えません。また、アパートやマンションにお住いの場合は、敷地内でも公共の場になりますので廃棄できません。
そうした場合は以下で紹介する自治体や業者に依頼しての処分を行いましょう。
処分方法②自治体でゴミとして捨てる
ゴミの処理方法については全国の自治体で統一されておらず、自治体ごとに収集できるものとできないものが異なります。
そのため、土・砂・砂利(石)をゴミとして処分できるかは、市区町村の自治体に問い合わせて確認する必要があります。
処分方法③ ホームセンターで引き取ってもらう
ホームセンターで引き取ってもらうという方法です。ホームセンターの中には、不要になった土を引き取ってくれるお店もあります。
お近くのホームセンターにて引き取りサービスがあれば利用しても良いと思いますが、「持ち込み」での処分になりますので労力はかかってしまいます。
また、ホームセンターでは基本的には砂利(石)や砂の引き取りは行われていないことが多いです。
処分方法④ 石材店・植木屋に引き取ってもらう
土や石を専門で扱う業者と言えば石材店や植木屋、造園屋があります。これらのお店は基本的には庭やエクステリアの手入れや外構工事が主なサービスですが、その一環として「庭のお手入れなどで出たゴミの処理」を行なっているところもあります。
有料になりますが、「近くで作業がある日についでに寄る」といった感じで処分できる場合があります。
「お住いの地域名 造園屋」などで検索すると、近くのお店が出てきます。不要になった土や石の捨て方に困っている旨を伝えて、引き取りに来てもらえないか確認してみてください。
処分方法⑤ 土・砂・砂利(石)の回収専門業者を利用して処分してもらう
最後に紹介するのが、土・砂・砂利(石)を専門に扱う回収業者や不用品回収業者に依頼する方法です。この方法であれば、正しく処分(捨てる)ことができます。
不要になった土・砂・砂利(石)が自治体で処分できない場合には、こうした専門業者を使ってください。
土・砂・砂利(石)は処分(捨て方)が特殊 正しい処分(捨て方)を!
土・砂・砂利(石)の捨てる方法です。自治体では捨てられない地域も多いのが現状です。
不要になった土を放置しておくと菌が湧いたりします。
特化した回収業者やいらなくなったものをまとめて持って行ってくれる不用品回収業者を使えば、捨てることができます。
池や山に捨てると【不法投棄】となり罰金が課せられることもあります。お金がかかっても、正しい処分(捨て方)を行ってください。
処分(捨てたか)にお困りの際は0833-91-7572へご連絡ください。